近年発生した大規模地震のまとめ!被害や状況は?

地震 災害事例
地震
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平成30年北海道胆振東部地震

地域:胆振地方中東部
時期:2018年
被害の大きさ:大
停電発生戸数:最大約295万戸(地震発生日から2日でほとんどが復旧)
断水戸数:最大 68,249戸

北海道胆振東部地震は、9月6日3時7分に北海道胆振地方中東部を震央として発生した地震です。最大震度は、震度階級でもっとも高い震度7で、北海道では初めて観測されました。

その最大震度7を観測したのは震源に近い勇払郡厚真町でした。広範囲で多くの住宅が土砂崩れに巻き込まれました。また、震度6強を観測した安平町、むかわ町でもこの地震による住宅の倒壊が多く、道央地域(石狩、胆振総合振興局管内)を中心に道路などの損壊も相次ぎました。

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平成28年(2016年)熊本地震

地域:熊本県熊本地方など
時期:2016年
被害の大きさ:大
停電発生戸数:最大約47万7,000戸(地震発生日から1週間でほとんどが復旧)
断水戸数:最大 44 万 5,857 戸

熊本地震は、2016年(平成28年)4月14日21時26分以降に熊本県と大分県で相次いで発生した地震です。震度7を観測する地震が4月14日夜および4月16日未明に発生したほか、最大震度6強の地震が2回、6弱の地震が3回発生しました。日本国内の震度7の観測事例としては、4例目および5例目に当たり、一連の地震活動において、現在の気象庁階級が制定されてから初めて震度7が2回観測されました。なお、震度7を観測したのは九州地方では初めての事例です。
また、熊本県益城町で観測された揺れの大きさは計測震度6.7で、東北地方太平洋沖地震の時に観測された揺れ(計測震度6.6)を上回り、国内観測史上最大となりました。

地震により倒壊した住宅の下敷きになったり、土砂崩れに巻き込まれるなど多くの人が被害に合いました。さらに、避難生活によるストレスや持病の悪化などで亡くなる「震災関連死」と自治体に認定された人は218人に上っています。震源地となった熊本県だけでなく、大分県でも3人が震災関連死に認定されています。

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平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)

地域:三陸沖
時期:2011年
被害の大きさ:大
停電発生戸数:東北電力管内で最大約466万戸・東京電力管内で最大約404万戸(地震発生日から1週間でほとんどが復旧)
断水戸数:約257万戸

東北地方太平洋沖地震は、2011年(平成23年)3月11日14時46分に、日本の三陸沖の太平洋を震源として発生した地震です。 地震の規模はマグニチュード 9.0で、日本の観測史上最大規模でした。また宮城県栗原市で最大震度7が観測されました。
気象庁により震度7が記録されたのは、1995年の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、2004年の新潟県中越地震以来、観測史上3回目です。

「東日本大震災」と命名された本地震による日本国内の被害は、地震そのものによる被害に加えて津波・火災・液状化現象・福島第一原子力発電所事故・大規模停電など多岐に渡り、1都9県が災害救助法の適用を受けました。津波被害においては、東北地方の太平洋沿岸を中心に関東地方や北海道でも死傷者が出る事態となりました。この震災による死者・行方不明者数は、明治以降の国内における地震被害としては、関東大震災および明治三陸地震そして阪神・淡路大震災の被害者数を大きく上回り、太平洋戦争後最悪の自然災害となりました。

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平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震

地域:岩手県内陸南部
時期:2008年
被害の大きさ:中
停電発生戸数:最大約2万9,000戸(地震発生当日にほとんどが復旧)
断水戸数;5,560戸

岩手・宮城内陸地震は、2008年(平成20年)6月14日午前8時43分頃に岩手県内陸南部で発生した地震です。岩手県奥州市と宮城県栗原市において最大震度6強を観測し、被害もこの2市を中心に発生しました。

震源の浅い内陸直下型地震の被害の傾向として、建物の倒壊などによる被害は少なかったが、震源付近の栗原市、大崎市に被害が集中しました。特に栗原市では大規模地滑り、林地崩落等による人的被害や土砂埋没による住宅被害をはじめ、道路、河川など多くの施設に甚大な被害を受けました。
また、道路が寸断されたことにより複数の孤立集落が発生しました。

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