犬をつれての避難のしかた【避難所編】

犬 ケージペット
犬 ケージ

ペットも家族の一員とする考えが広まってきたおかげで、災害時に、愛犬も受け入れる避難所を用意する自治体も増えてきました

家族全員でスムーズに避難ができるように、この記事では犬を連れての避難所への避難のポイントを解説させていただきます。

【避難にむけての飼い主の準備】

<必ず準備しておくもの>

①キャリー

避難する時はなるべくキャリーに入れましょう。リードを付けていてもパニックになって動かなくなると飼い主も危険ですし、振りほどいてどこかに逃げてしまう可能性があります。

また、ガラス片などを踏んでケガをすることもあります。

中型~大型犬はケージに入れるのは難しいと思いますが、小型犬であれば迷わずケージに入れましょう。

避難所での自分が安心できる場所としても有効です。

②食べ慣れているゴハン

いつも与えているご飯をジップロックにいれて用意しておきましょう。

最低でも1週間分は準備しておけると安心です。

③首輪

なにかあった時にすぐにリードをつけられるように普段からつけておきましょう。

名前や連絡先を書いたタグをつけておけば、万が一はぐれた場合でも見つかることができます。

④リード

犬を制御する意味でも重要です。避難所でノーリードはNGです。

⑤薬

病気で特定のお薬を飲んでいる場合は必ず用意しましょう。

<余裕があれば用意したほうがいいもの>

①ペットシーツ:室内でしかトイレをしない子では特に重要

②ペット手帳:犬の情報、飼い主の氏名・住所・連絡先を記入 (犬の写真付きだとベスト)

③ガムテープ:キャリーの補強、他工作に使える

④使い慣れている食器

⑤バスタオル・ブランケット:飼い主の臭いがついているものだと犬も安心できます

⑥排泄袋:防臭処理がなされたものがオススメ

⑦おもちゃ:ストレス解消用として。周りの迷惑になるので音が鳴るものはやめましょう

⑧おむつ・マナーウェア:おもらしをしてしまう子は特に用意しましょう

⑨空のペットボトル:外で排泄したときに、洗い流すようの水入れとして

<避難所・避難ルートの確保・シュミレーション>
全ての避難所が犬を受け入れてくれるわけではありません。犬も可の避難所を複数候補として考えておきましょう。

リストアップができたら各避難所への避難ルートを設定します。ルートもいくつか考えておいてください。

大型犬の場合は道の広さなども考慮する必要があります。
基本的には普通の人より、時間・行動制限がかかるということを考慮してシュミレーションしましょう。

【普段からのしつけ・慣れる訓練をしよう!】

<人・他の動物へ慣れる訓練>

飼い主以外の人間や他の動物に対して、吠えたり咬みついたりすることがないように普段から慣れさせることが大切です。

大人になってからの訓練は難しいので、小さい頃から色々な人・犬と触れあえる社交性を身につけさせましょう。

<キャリー・サークルの訓練>

キャリー・サークルを安心できる場所だと思わせましょう。何かあった時・怖い時はキャリーに入る訓練をさせておくと災害が起きた時にもスムーズに入ります。

<ご飯の訓練>

おやつばかり与える・人の食べ物を与える、コロコロご飯の種類を変えると好き嫌いの激しい犬になってしまいます。

災害時は食事内容が制限されるので、わがままな子にならないようにしましょう。

<トイレの訓練>

排泄をしっかりトイレでできるようにしましょう。場所を考えずアチコチで排泄してしまうと周りの人に迷惑がかかります。

【避難所でトラブルにならないために】

避難所は犬も人も共同生活です。普段のマナーは避難所生活ではより重要なものになります。災害が起きてからでは遅いので、あらかじめしっかり準備をしておきましょう。

<ワクチンの接種>

ワクチン接種をすることで、他の犬から病気を移される/移してしまうことを防ぎます。

避難所というものはその閉鎖性から感染症が起こりやすいです。

また、ワクチンを打っていない場合は受け入れてもらえない避難所もあるので、普段から予防接種(混合ワクチン・狂犬病ワクチン)は1年に1回打ちましょう。

<避妊去勢>

去勢をしていない犬は攻撃性が高くなる傾向があります。

また、避難所で目を離した隙に交尾をしてしまい妊娠をしてしまう場合もあるので、繁殖させる目的がなければ避妊去勢手術は行っておきましょう。

生殖器疾患の病気の予防にもつながります。

<寄生虫の駆除・予防>

ノミダニ・シラミなどは感染症と同じく避難所で移りやすいです。しっかり毎月予防をしておきましょう。

動物病院で処方される予防薬は1回使えば1カ月効果が続くものがほとんどなのでそこまで手間もかかりません。

<マイクロチップの挿入> 

皮膚の下に埋め込む超小型のチップをマイクロチップと呼びます。

専用の機械で番号を読み取ることで登録されたペット・飼い主の情報を調べることができます。

2019年に動物愛護法の改正により「犬・猫のマイクロチップの義務化」が決められたので将来的にほとんどのペットはマイクロチップを装着することになります。

首輪が取れてしまったり、首輪だけでは情報がわからないときに非常に有用になるので、まだ挿入していない場合は行うことをオススメします。

【まとめ】

犬は集団行動を重んじる動物です。頭がよく、きちんとしつければ避難所でも問題なく生活することができます。

災害準備をしっかりと行い、家族の一員として安全に避難ができるように普段からのしつけをしていきましょうね。

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