近年発生した関東圏の台風まとめ!被害や状況は?

台風 災害事例
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台風15号

地域:主に千葉県と関東各地

時期:2019年

被害の大きさ:大

令和元年8月30日未明にマーシャル諸島付近で発生した熱帯低気圧は、9月5日午後3時ごろに南鳥島近海で台風15号になりました。

そして、9月9日未明に関東地方南部に接近し始め、東京湾を進み午前5時ごろに千葉市に中心気圧960hPaで上陸しました。この時点で非常に強い勢力を保ったまま。さらに茨城県水戸市付近まで進んで太平洋に抜け三陸沖へ進みました。

台風15号は、千葉市で最大風速35.9m/s、最大瞬間風速57.5m/sを観測するなど、多くの地点で観測史上1位の最大風速や最大瞬間風速を観測する記録的な暴風となり、大雨や暴風が床上・床下浸水や家屋の損壊、死傷者を多数出しました。

それだけではなく電信柱をなぎ倒し、水道管を損傷させたことで被害発生から長期間停電や断水が続き、ライフラインにも大きな支障をきたしました。

その結果、千葉県・神奈川県などで風による甚大な被害が発生したのです。特に千葉県の房総半島では暴風に寄り家屋の屋根が剝ぎ取られたり、送電塔や電柱が倒れるなどの被害が相次ぎ大規模な停電が発生しました。3日以上停電したところもあり生活に大きな影響を与えました。

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令和元年東日本台風(台風19号)

地域:主に千葉県と関東各地

時期:2019年

被害の大きさ:大

令和元年10月1日にマーシャル諸島近海部で発生した低圧部が5日に熱帯低気圧になり、6日3時にはマリアナ諸島の東海上で台風19号になりました。7日18時には915hPaまで下がり猛烈な勢力になって小笠原諸島に接近した後、徐々に日本本土を目指す進路になり、12日19時ごろに静岡県の伊豆半島に中心気圧955hPaで上陸。

その後、関東地方から東北地方を進んで太平洋に抜けました。大型で暴風圏や強風圏が広かったので13都県に特別警報が発表されました。関東や東海、関東、甲信越、東北地方で甚大な被害が発生したのです。特に長野県の千曲川では河川が氾濫し、北陸新幹線の車両基地が水没するなど甚大な被害が発生した。福島県と宮城県の阿武隈川流域でも大規模な氾濫が発生し多数の死者が出ました。首都圏も埼玉県を中心に河川が氾濫したのです。それに加えて多摩川でも氾濫が起こりました。

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台風24号

地域:東京都ほか関東圏

時期:2018年

被害の大きさ:中

台風上陸後も勢力を維持したまま東日本を通過したため、台風の東側に入った関東地方でも暴風となり、東京都八王子市では最大瞬間風速45.6m/sを記録し、観測所によっては観測史上第1位も記録しています。

台風が勢力を維持したまま関東地方に接近することが予想されたことから、首都圏ではJRが初の計画運休を実施したが、事前周知のタイミングや台風通過後の運転再開の案内などに課題が残った。

この台風により、全国で死者4人、負傷者231人、浸水・損壊家屋12,000棟以上の被害が生じた。負傷者や浸水・損壊家屋の多くは南西諸島や九州南部を中心に発生したほか、静岡から千葉に至る各県でも被害が相次いだ。

東京都八王子市八王子では最大風速26.3m/s、 最大瞬間風速45.6m/sとなるなど

また、南西諸島及び西日本・東日本の太平洋側では海は9メートルを超える猛烈なしけとなりました。

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台風21号

地域:関東地方

時期:2017年

被害の大きさ:大

台風接近前から本州付近に停滞していた秋雨前線の活動が活発となり、西日本から東日本にかけて大雨となりました。特に紀伊半島では降り始めからの雨量が900mm近くに達する記録的な大雨となったほか、近畿地方の市街地でも大雨による河川の氾濫も相次いだ。上陸の際、強風域の半径は850kmの「超大型」となり、

記録が残る1991年以降では初めて「超大型」での上陸台風になったのです。上陸後は、静岡県から関東地方を縦断し、日本の東海上で温帯低気圧に変化。また、台風の通過が朝の通勤・通学時間帯と重なった関東地方を中心に広い範囲で交通機関が大きく乱れました。

死者・行方不明13人 負傷者190人の人的被害が発生し、浸水・損壊した家屋は4,000棟以上に達しました。

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