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萩原工業(7856)銘柄分析!台風で上がる?ブルーシートで安定経営の防災銘柄

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萩原工業(7856)は、日本でのブルーシート生産量トップの会社です。台風などの災害時に株価が上がりやすい『防災銘柄』の1つでもあります。

この記事では、萩原工業(7856)の株価の傾向、財務状況、配当などから投資先としての魅力を分析します。

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ブルーシート生産で国内トップ!萩原工業(7856)の会社概要

企業名

萩原工業株式会社

証券コード

7568

設立年

1962年11月29日

本社所在地

岡山県倉敷市

事業内容

  • 合成樹脂繊維製品の製造・販売
  • 産業機器の製造・販売

配当月

4月/10月

特徴

  • 国内ブルーシートの生産量トップ
  • 国内で唯一、糸から最終製品までを一貫生産している
  • 建築・農業などのニッチな市場を寡占

輸入品のブルーシートを販売している国内企業はたくさんありますが、糸から自社で作っているのは日本で萩原工業だけです。

『フラットヤーン』という化学繊維の技術をいかした高耐久性シートの製造・販売に強みがあります。

建設現場や農業、物流などのニッチ市場で、ブルーシートのトップシェアを維持。価格競争が発生しにくいブルーオーシャンを狙うのが得意な企業のようです。

今後も安定した経営が期待できる一方で、下記2つがリスク要因として上げられます。

  • 原料価格の変動
  • 建設・物流の停滞

原料価格が上がれば収益は下がりますし、建設や物流が停滞すれば製品の売上に影響します。景気に敏感な製品も扱っている点は、やや注意が必要です。

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台風予報で上がる?萩原工業(7856)のチャート

萩原工業の株価をみると、2020年8月までは1,400円台だった株価が、2020年9月に入ってから1段上の1,600円台に上がっています。

この時期なにがあったかというと、台風15号の上陸です。千葉県を中心に甚大な被害を及ぼしました。

さて、ここで思い出してください。萩原工業が製造しているのは、建築現場などで使う耐久性の高い合成樹脂繊維シートです。

つまり、台風で家が壊れる→ブルーシートや土のうの需要増→萩原工業の売上UP!

というわけで、ブルーシート生産量トップの萩原工業が高騰したわけです。株式市場は無情ですね……。

その後も「台風の予報が出ると萩原工業が上がる」といった流れが定着し、台風シーズンの終わる11月まで株価は1,600円前後を維持し続けました。

なお、そのあと株価は元の1,400円台に戻っています。

萩原工業は優良企業ですが、新興銘柄のような派手さはありません。ここ数年の株価は、レンジ相場に近いでしょう。

投機と割り切って思惑買いに参加するのも悪くはありませんが、下手なところでの高値掴みは避けたいですね。 

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萩原工業(7856)の銘柄分析

萩原工業の中身を、もっと詳しく分析してみましょう。

なおここからの数字はIRBankのものを参考にしています。

売上高と純利益

売上高はどれだけ製品やサービスが売れたかを、純利益は販管費や原料費などを抜いた正味の利益の額を示します。

萩原工業は、売上高、純利益ともに緩やかな右肩上がりとなっています。景気による多少のアップダウンはあるものの、非常に安定しているといえるでしょう。

さすがニッチ市場の寡占企業。底力があります。

参入している市場に大きな成長性は期待できませんが、逆に急激に売上が落ち込む可能性も低いでしょう。成熟した安定企業ですね。

なお、萩原工業の売上に対する原価率は70%ほど。原料であるポリエチレン、引いてはナフサや原油価格にコストが影響されます。

原料価格をすぐに価格転嫁するのは難しそうなので、原油価格が上がると苦しいと推測します。

萩原工業への投資にあたっては、合成樹脂繊維製品の市場の先行きをどう見るかのほうがポイントになりそうです。

財務状況

財務も確認してみましょう。

  • 自己資本比率(資産に対する自己資本の割合):71.7%
  • 流動比率(流動資産/流動負債):265%
  • 有利子負債比率(有利子負債に対する自己資本の比率):9.15%

財務安定性が非常に高く、現金等も豊富に持っており安心感があります。

キャッシュフロー

2008年から2020年まで、リーマン・ショックの時期も含めて営業キャッシュフローは毎年プラスを維持しています(参考)。

現金残高も順調に積み上がり、2020年10月時点で69億4033万と高水準。

これなら市況が変動しても、そう簡単には倒れなさそうです。

配当利回りと配当への姿勢

萩原工業の株主還元への姿勢をみてみましょう。

  • 中間18円+期末18円=合計36円
  • 利回りは2.54%(2021年3月時点)
  • 配当性向28.2%(予定)

配当利回り約2.5%。高配当ではありませんが、日本株の平均値と比べるとやや高めといったところです。

また配当性向が低いため、今後も安定した配当が期待できます。

ここ数年はずっと増配を続けており、業績が上がればきちんと配当を出してくれる会社のようですね。

ただし、さかのぼるとちゃっかり減配もしています。

自社株買いも年ごとのばらつきがあり、株主還元に積極的とまではいえません。

高配当株として投資するのは、現時点では厳しいでしょう。

株主優待

萩原工業には優待もあります(参考)。

優待条件はこちら。

保有株式数

保有期間 3年未満

保有期間 3年以上

100~1,000株

1,000円相当

2,000円相当

1,000株~

3,000円相当

6,000円相当

100株を長く持つのが一番コスパが高くなります。

優待利回りは100株3年保有で約1.4%です。

なお、金額の範囲内なら好みの商品を複数選択するのも可能とのこと(例えば2,000円相当の権利がある株主は、1,000円相当の商品から2個選んでもよい)。

優待でもらえる商品は以下の通りです(2021年3月時点)。

金額

選べる商品

1,000円相当
  • mt マスキングテープ11巻セット
  • 和みシート(2畳)さくらいろ
  • QUOカード(1000円分)
2,000円相当
  • 岡山県産フルーツジェラート5種セット
  • 自社製品詰め合わせ4点セット
  • はちみつ梅干
3,000円相当
  • FRUITS-J 国産果実のミニジャム詰め合わせ9個
  • 自社製品詰め合わせ4点セット
  • 博多ふくいちの辛子明太子
6,000円相当
  • 千屋牛 すき焼用
  • 自社製品詰め合わせ3点セット
  • 南魚沼産こしひかり

100株保有してQUOカード1,000円を受け取れば、実質的な配当利回りは 0.7%+2.54%=約3.24% に上がります。3年保有すれば3.94%です。

株主優待が突然廃止されるリスクはありますが、優待まで含めると利回りは悪くないですね。

市況の悪化で1,300円を下回ってくる局面があれば、投資を検討しても面白いかもしれません。

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萩原工業(7856)まとめ

台風予報で高騰しそうな防災銘柄・萩原工業(78569)の銘柄分析結果をまとめます。

  • 設立50年を越える老舗の合成樹脂繊維製品メーカー
  • 糸から製品までを一貫して作っているのは、国内で萩原工業だけ
  • 建築、農業、物流などさまざまな用途のシートを製造・販売。参入障壁の厚いニッチ市場で、高いシェアを維持している
  • 台風などの自然災害が発生すると、ブルーシートや土のうの需要の高まりを見越して株価が上がる傾向にある
  • 配当利回り約2.5%。優待利回りは最高約1.4%(2021年3月時点)

財務の安定性とブルーオーシャン戦略のうまさが光る優良銘柄といえます。ただし、原料である原油価格の変動と、合成樹脂繊維製品の市場の動向には注意が必要です。

配当金目的で買うにはやや物足りない配当利回り・配当姿勢ですが、株主優待と合わせると魅力はあります。

市況だけで1,300円以下に落ちるなら、うまみが出てくるかもしれません。

この記事を書いた人
青井チカ

Webライター。得意ジャンルは投資、副業、オタ活。資産運用が趣味で、高配当株・投資信託・海外ETFを中心に運用中。

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