大災害が発生したときなど、緊急時用に非常食を準備しようと思っても、何をどれくらい揃えれば良いのか分からない方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?非常食の中には水・缶詰・米・レトルト食品など備えておきたいものはたくさんあります。
今回はそんなお悩みを解決するために、農林水産省の情報を元にどれくらいの量を備蓄しておけば良いのか詳しく解説していきます。合わせて非常食におすすめの商品もご紹介しますので、これから準備する方はぜひ参考になさってください。
【非常食は最低3日分準備しよう】
農林水産省の情報によると、最低でも3日分、できれば1週間分の備蓄が必要といわれています。では3日分の量はどれくらいなのか見ていきましょう。
3日分・6日分の必要備蓄食料品(大人1人分の必要なものの一例)
食料品 | 必要な量(3日分) | 必要な量(6日分) | |
必需品 | 水 | 3L | 6L |
主食 | レトルトご飯・アルファ化米 | 7パック | 14パック |
パン | 1食 | 2食 | |
即席麺・カップ麺 | 1個 | 2個 | |
主菜 | レトルト食品(牛丼の素・カレー・パスタソース等) | 2パック | 4パック |
肉・魚・豆などの缶詰 | 5缶 | 10缶 | |
副菜 | 豆腐(充てん) | 1食 | 2食 |
乾物(かつお節・桜エビ・煮干しなど) | 適量 |
最低でも下記の分は備えておくことが大切です。
6日分の目安は1週間分の非常食を揃える際の参考になさってください。
食料品 | 必要な量(3日分) | 必要な量(6日分) |
水 | 3Lできれば9L(飲料水1L+調理用水2L程度) | 6Lできれば18L |
米 | 2㎏(1食を0.5合=75gとした場合)約27食分 | 4㎏ |
缶詰(たんぱく質の確保) | 調理不要なものが便利。缶切り不要のプルトップタイプがおすすめ | |
カセットコンロ・ガスボンベ | 熱源は食品を温めたり、簡単な調理をするのに必要 |
(※農林水産省 広報誌aff 16年9月号参照)
【おすすめの非常食】
必要な非常食の量の目安がわかったところで、続いてはおすすめの商品をご紹介します。
◇必需品
・水
長期間保存できるものとは別にウォーターサーバや普段飲んでいるミネラルウォーターをローリングストックするのもオススメです。
◇主食
好みやアレルギー対応が必要な場合もあるため、備蓄前に一度味見をすることをオススメします。
・米
・パン
・パスタ
◇主菜
・缶詰
・レトルト
◇副菜
・缶詰
◇その他
【まとめ】
災害はいつ起きてもおかしくありません。もしかしたら、今日来るかもしれない。あと何分後かに来るかもしれない。
もし、その災害によってライフラインがストップしてしまったら・・・?しばらく生活できる程の備蓄品は準備されていますか?
いつ何が起きても困らないように、最低でも3日分の非常食は備えておきたいものです。最近では、様々な種類の非常食が販売されています。中には、10年以上も保存できる商品も開発されているようです。今回の記事を参考にぜひ調べてみてくださいね。
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